「テレワークがしんどい…」と感じていませんか?自宅での仕事に期待していたけれど、気づけば孤独感や疲労感に押しつぶされそう…。オンオフの切り替えが難しく、ストレスも溜まってしまっているかもしれません。

でも、そんなあなたに伝えたいことがあります。テレワーク地獄から脱出する方法があります。
私は記事で紹介する方法で、テレワーク地獄から抜け出しました。
今の悩みを乗り越えて、理想の働き方を手に入れましょう!
目次
テレワークがしんどい7つの理由
私はテレワークを経験し、心が折れかけました。エンジニアの特徴とも言えるテレワークですが、テレワーク特有の問題点もあります。
この項目では、テレワークがしんどい理由を7つ解説します。
顔や表情が見えないゆえの会話の難しさ
テレワークは非対面コミュニケーションひなるので、基本的に相手の顔や表情が見えません。よって、適切なコミュニケーションを図るのが困難になります。
普段、コミュニケーションは相手の表情を見ながらする人がほとんどです。また、目を見て話すのもほとんどですよね。

相手の表情が分からないので、どのような感情で話しているのか分かりません。声色で判断するしかなく、怒っていないのに怒っているかのように聞こえたりするのです。
テキストコミュニケーションは冷たく感じる
テレワークはテキストコミュニケーションも盛んですが、早いレスポンスが求められるビジネスシーンで、文字に感情を入れるのは難しいです。
対面コミュニケーションだとクッション言葉を使う人でも、テキストになると冷たい言い回しをする人も多いですね。

また、返信をしたのに相手からリアクションが無いと

など、余計なことを考えるようになります。
質問しづらい
テレワークは、とにかく質問しづらいです。
対面と違ってその場にいないので、相手が忙しいかどうか、事前にチャットや会議アプリを使って確認を取らなければなりません。
オフィスワークであれば、隣や近くにいる人に気軽に聞けますが、テレワークは質問するたびにエネルギーを消耗します。

発言の機会を伺いにくい
zoomなどの会議アプリを使う時、基本的にチームメンバーは特定のルームに集まることになると思います。
ただ、会議アプリの特性上、スピーカーから複数の声が聞こえてしまうので、他の人と声が被らないように、発言の機会を伺う必要が出てきます。

話を遮って会話をするのに抵抗があるからです。
マネジメントが難しい
上司目線の話ですが、テレワークはオフィスワークよりもマネジメントの難易度は上がります。
なぜなら、部下の姿を確認することが出来ないので、テキストや発言内容だけで判断するしか無いからですね。
たとえば、オフィスワークであれば、仕事を依頼するかしないかの判断基準に、部下の顔色や様子もあるでしょう。

しかし、テレワークでは視覚情報が遮断されるので、こちらの都合は関係なしに、仕事を依頼されることは多々あります。
そして依頼された人は忙殺され、キャパオーバーとなり、メンタルが崩壊してしまうのです。
分からない仕事が多いと詰む
質問しづらい環境もあり、分からない仕事が多いと詰みます。
締切が迫っているけど、何をどうすれば良いのか全く分からないタスクを振られたなんてことはよくある話です。
オフィスワークであれば優秀な方に聞いて解決出来ますが、質問しづらい環境もあり、オフィスワーク以上に時間がかかります。

オンオフの切り替えが難しい
自宅で仕事を行うので、オンとオフの切り替えが難しくなります。
出勤時間がゼロになるというメリットがある反面、自分の生活空間で仕事をすることになるので、切り替えは難しくなるでしょう。
カフェやコワーキングスペースなどで仕事をする方法もありますが、基本的にテレワークは自宅のみというルールを設けている企業が多いです。
外部から社内のネットワークに入るには、VPN接続をした上でインターネットを経由する必要がありますが、公共のフリーWi-Fiだとセキュリティ面の不安が残るからです。

テレワークのリスク
これまで、私が経験したテレワークのしんどい点をお話ししてきました。
続いて、テレワークのリスクについて解説をします。
一つずつ見ていきましょう。
パワハラが顕在化しづらい
テレワークになると、パワハラが顕在化しづらいリスクが伴います。
オフィスワークと違い、閉鎖的な空間で仕事をするので、周りからの監視が無くなるからですね。
オフィスワークであれば、同じ部屋に
・自身の所属部署
・他部署
などが入り混じって、働いているかと思います。
隠れパワハラ
しかし、テレワークでzoomなどの会議アプリを使う際、自身の部署のみでチームを形成することもあります。
すると、パワハラ上司がいたとしても、それを止める人(パワハラ上司の上司など)がいなくなるので、隠れパワハラが生まれてしまうのです。

メンバーの管理が難しい
テレワークになると対面コミュニケーションの利点を活かせなくなるので、メンバーの管理が難しくなります。
- タスクの進捗状況
- メンバーの精神状態
- コミュニケーション機会
管理者にとってタスクの進捗状況は把握しづらくなります。
また、メンバーの姿を見ることが出来ないので、メンバーの精神状態を把握することも難しくなります。
さらにコミュニケーション機会も減ってしまうので、オフィスワークよりも病む人は増えるかもしれません。
サボりやすくなる
テレワークはサボれます。しかし、サボれることがメリットばかりではありません。
自宅は誘惑が多い分、気が散りやすいです。オフィスに比べると、集中力の維持は難しくなるかもしれません。

新人が育ちづらい
最初からテレワークだと、新人は育ちづらいでしょう。
なぜなら、付きっきりでOTJ研修をすることが難しく、新人の判断に任せて業務を遂行する機会が増えるからです。
通常は一定期間の座学研修を行い、現場に配属されると先輩エンジニアと一緒にOTJ研修になります。
しかし、テレワークでは付きっきりの教育が出来ません。そして、新人エンジニアは与えられたタスクを処理することが出来ず、徐々に病んでしまうのです。

やはり、未経験もしくは業務経験が浅い時は、オフィスワークで先輩エンジニアに相談しながら経験を積むのがベターですね。
テレワークに向かない人
私の経験を元に、テレワークに向かない人。つまり推奨しない人を解説します。
該当する項目が多い人ほど、病む確率は上がるので注意してください。
業務経験が浅い人
私が考える中で、最もテレワークをするべきではない人は業務経験が浅い人です。
- 新卒
- 未経験
などが該当します。
なぜかというと、上記の人たちは業務を独力で遂行することはほぼ出来ないので、必ず有識者に質問をしたり判断を仰がなければなりません。
すると、私が経験したようなストレスが生まれやすくなり、結果的に心が病んでいくのです。

仕事部屋が無い人
仕事部屋を用意出来ない人も、テレワークをすべきではありません。
ワンルーム、1K、1DKなどに住む方は、生活空間と仕事空間が一緒になってしまいます。テレワークをするなら、最低でも1LDK以上は欲しいところです。

仕事部屋が無い人は、テレワークをしない方が無難ですね。
メールや電話が苦手な人
非対面コミュニケーション全般が苦手な人は、テレワーク自体苦痛になります。
テレワークは人と会う必要が無くなるので、非対面コミュニケーションが主体になります。

テレワークがしんどい時の対処法
最後にテレワークがしんどい時の対処法について解説をします。
出社する
テレワークがしんどい時は出社しましょう。フルリモートの案件でなければ、出社は許可されるはずです。
オフィスに行くと強制的に仕事モードに入ることが出来るし、同じように仕事をしている人もたくさんいるので、孤独を感じることもないでしょう。

他の同僚も巻き込んで出社する
また、他の同僚を巻き込んで出社するのも良いかもしれません。
あなた一人だけ出社しても、チームメンバーがリモートワークだと、非対面コミュニケーションになるのは一緒です。
現場を異動する
個人的にテレワークがしんどすぎて耐えれない場合は、現場異動を希望するのがベストだと思います。
なぜなら、たとえあなた自身がテレワークをやめて出社しても、他の同僚が出社するとは限らないからです。

異動してからはメンタルも戻ったので、今の現場にこだわる理由がない限り、現場異動するのをおすすめします。
まとめ
テレワークがしんどいと感じる理由は、孤独感や仕事とプライベートの境界が曖昧になること、コミュニケーション不足によるストレスなどが考えられます。
しかし、これらの問題には必ず解決策があります。まず、自分に合ったワークスペースを整えることで集中力が高まり、オンオフの切り替えもスムーズにできます。また、同僚や上司とのコミュニケーションは積極的に行い、孤立感を減らす努力が大切です。
テレワークは自由度が高い反面、自己管理が求められる働き方です。今の「しんどい」を乗り越えれば、あなたにとって最適な働き方が見つかるはずです。
あなたなら、きっと乗り越えられます。